
《独断感想・エトセト欄》
場所は、「国立病院福山」横から福山港に向かう新道沿いで、「宮脇書店」と「ハ
ローズ新涯店」の中間くらいの位置の西側。
以前は、三吉町の国道313号線のJR高架下を北にくぐった東側のところじゃっ
たが、中央分離帯がある上に駐車場が狭く、場所的にはイマイチの感があった。
今度の場所は駐車場も広く、入りやすいんで立地は良い。
外観はレトロ調で店内の内装もレトロ調で統一されとる。
樋など、わざわざ汚して、板壁にブリキの「金鳥」の古看板を張ったりして、懐古
趣味を演出しとる。
店内は6人掛けテーブル席が4机、カウンターが5人席と4人席の合計33席。
入口横には、待合長いすが用意されとる。
室内壁には古いキリンビールの鏡がかけてあり、2カ所有るテレビは、1台はレト
ロ風の新しいやつでわざとモノクロで番組を映し出しとるが、もう1台はほんまに古
いロータリー式チャンネルのモノクロテレビで、回路の一部がいかれかかっとるのか
画面の下半分が写らんのが微笑ましい。
欄間の「グリコ・ワンタッチカレー」の空箱も懐かしいね〜。
メニューじゃが、移転前の「三吉町店」にあった”満麺亭ラーメン”などの名称は
の〜なってスッキリしとる。
こういう配慮は大変良いことじゃ。
店が大きくなったがその分店員も増え、注文に対し素早く出てくるのも良い。
さて、ラーメンじゃが、外の大看板に”尾道ラーメン”と書いて有るように、前に
くらべ醤油色が濃くなっとるが、表面の油膜はそれほどギトギトしとらん。
チャーシューはハムの様に薄い大きいやつが1枚乗っとるのは、いかにも尾道ラー
メンらしい。
スープをグビリ。
ん?以前にくらべ色のみならず醤油味が強くなっとり、これは完全に尾道ラーメン
になっとる。
最近は、味がオリジナルとゆ〜ても良いものになってきた。
小魚ダシが前面に出てくるスープが美味い。
しかも、塩からさ加減が実に良い。
2004年4月から従来の「ヒロヤス」から自家製の平麺に代えたそうじゃが、最
初のころは麺の表面があまりにも滑らかで、中華麺でなく、うどんと中華麺の中間の
ような、丁度、沖縄のソーキそばの麺の食感じゃったが、さすがに何年も経過すると
麺がしっかりラーメン麺になってきた。
この麺なら、以前の購入麺に負けんくらいになった。
ゆで加減はちょうど良い。
チャーシューは柔らかく、美味い。
特にメンマが色・味付けともに良い。
聞けば、乾燥メンマを数日かけて戻し、味付けしとるとか。
そうじゃ、そうじゃ、この香りじゃ。
メンマの本来の良い香りがする。
このメンマを食べるだけでも、ここへ行く価値が有る。
後日、”あぶりラーメン”を食べてみた。
スープや全体の構成自体は”らーめん”とまったく一緒じゃが、トッピングのチャ
ーシューが厚みが有り、バーナーであぶってあるのが違う。
これは、う〜ん・・・・
焦げ味が、スープの味を壊してしまうんで、わしはどっちかとゆ〜と”らーめん”
の方が好きじゃ。
また数量限定の”とろ肉らーめん”も食べてみた。
これもスープや構成は”らーめん”と一緒で、トッピングのチャーシューの代わり
に、焼肉店のメニューに有る”豚トロ”(豚の赤身と脂身がトロのようなやつ)をあ
ぶったのが乗っとるのが違うのみじゃ。
で、これも”豚トロ”自体はトロリとして美味いんじゃが、標準の”ラーメン”の
方がわしは好きじゃ。
”角煮らーめん”も、スープの構成は”らーめん”と同じじゃ。
トッピングがチャーシューの代わりに角煮が乗っとり、これがトロリと美味い。
うん、これは良い。
”角煮らーめん”は”らーめん”同様、このお店でわしのお薦めじゃね〜。
”みそらーめん”は、「三吉町店」の時に比べ、味噌が変わり、色がより赤味が強
くなり、一見府中味噌を使用しとるようじゃが、実態は府中味噌じゃ〜なく、数種の
味噌をブレンドしとるとか。
しかし、これはまだまだ研究の余地が有りそうじゃ。
で、再食してみたら、味噌が相当変った。
味に複雑さが加わり、グッと良くなった。
ヒリ辛さも有り、冬場は特に体が温まって良い。
評価点がアップした。
”しおらーめん”じゃが、以前はバターがトッピングされとり、このバターの味で
スープの香りと風味を、少し消してしも〜とったが、現在はバターが無くなっとる。
じゃが、逆にダシの味が立ってこなくなった。
スープも少し辛い。
これは、もう少し研究して欲しいラーメンじゃ。
と書いとったが、再度食べてみて驚いた。
鰹の風味が前面に出る、美味いダシに変身しとった。
塩加減も丁度良い。
麺を”平麺”と”細麺”でチョイス出来る。
わしは”細麺”で食べてみたが、この麺はスープに良く合っとる。
とゆ〜わけで、評価点がアップした。
”満麺三昧しょうゆ味”は、全部のせとゆ〜ことなんで、他店でも有った様に、と
にかくドチャコンとトッピングされとるんかと思おたら、普通の”ラーメン”が出て
きて、別皿で”とんとろ、あぶり、角煮、玉子”なんかが出されるタイプじゃった。
チャーシュー類が別なんは、食べるのに結構きついど〜。
ふぅ、完食!
冬季限定の”満麺鍋”は、モツ煮込みラーメンじゃ。
固形燃料が焚かれ、その上に土鍋が乗り、沸騰した状態で食べるんで、熱い!!
鍋から直接ラーメンを食べると、逆猫舌のわしでさえ、熱っちっちっちっち・・・
と、口中やけどで往生した。
猫舌の人には、鍋から直接食べるのは絶対に無理じゃ。
別皿に取り分けて食べるのが良いが、それでも熱いで〜。
鍋の中のモツ(ホルモン)は、よく煮えとり、柔らかくて美味い。
野菜の味もスープに出とり、甘味を感じさせてくれる。
全体的にはヒリ辛仕様なんで、スープの熱さと併せて、体が温もる、温もる。
額に汗がにじむ。
冬季限定なのが頷ける。
気候が暖かくなったら、ちょっと手が出せんかも。
グラン、グラン煮たった状態なんで、ちょっと心配しとったが、やっぱし麺が最後
の方では少し柔らかくなった。
麺の味は良いんで、最後まで柔らかくならんように出来たら最高なんじゃが・・・
何にしても、このラーメンは良いで〜!!
麺と具をあらかた食べ終わったら、別添のごはんを入れ、上から溶き卵をかけ、し
ばらくフタを閉めて、”おぢや”を作る。
これがまた美味い!!
お腹が一杯になり、胃の腑からホッカ、ホッカじゃ。
寒い日は、”満麺鍋”が超お薦めぢゃね〜!
夏期限定(9月末まで)の”ざるらーめん”は、緑色の「わかめ麺」と薄黄色の「
普通麺」の二段になっとる。
”ざるらーめん”の”つゆ”は普通の「ざるそば」と同じタイプのかつおダシの醤
油つけ汁で、「ざるそば」のような感じを目指しとるそうで、両方の麺を食べてみた
が、わしは「わかめ麺」の方が味が濃厚で旨かった。
暑い時は、スルスルッと食べれる、”ざるらーめん”もお薦めです。
”いなり”が美味くなっとる。
以前のは、単品で食べると美味いが、ラーメンを食べながらイナリを時々食べると
いった食べ方をすると、ちょっと甘すぎたが、今度のは美味くなった。
ラーメンとの味のバランスが考えられとる。
わしが食べたのは”蟹”入りじゃったが、季節によって”鰻”入りなど、具を代え
るそうで、ここに行ったら是非この”いなり”も食べてみんさいね。
”炒飯”は、炒め加減が良く、入っとる具も味が良い。
塩加減が適度で、「三吉町店」以来、相変わらず美味い。
”炒飯(小)”も有るんで、ラーメンと一緒に頼む時はこっちじゃね〜。
”角煮ごはん”とゆ〜のが有ったので食べてみた。
小さめの丼に、ごはんの上に角煮が乗り、甘辛いタレがかけてあり、角煮も柔らか
くホンノリ香ばしくて、美味い。
量が少なめなんで、ラーメンと一緒に頼むと丁度良い。
何にしてもこれはここ独特のメニューなんで、こういったオリジナル商品を提供す
る姿勢は大変良い。
”ギョーザ”は、以前は普通の餃子の形をしとったが、最近、角型に変った。
焼き加減は、微妙に焼コゲ付き一歩手前で、かろうじてセーフ。
味は以前通りの可も無く不可も無しといったところ。
福山には餃子の美味い店が少ないんで、”ギョーザ”の味も是非向上させて欲しい
もんです。
この店の名前をつけたカップ麺が2007年3月中旬から中国5県のコンビニの「ローソ
ン」で販売された。
福山市内のラーメン店の名前をつけたカップ麺としては、福山市では初となり、パ
ッケージは店の雰囲気を伝えるレトロ調で、なかなかこったデザインじゃ。
中身は、醤油ラーメンで色々試行錯誤したそうじゃ。
発売後、すぐに食べてみたが、店のラーメンとは別物じゃったね〜。
夏場は飲み水に冷麦茶が出てくるのは、「三吉町店」以来の伝統じゃね〜。
価格か改訂され、全体的に値段がアップしたようじゃ。
なにはともあれ、マスターが若いんで、元気一杯で作っとるのが気持ち好い。
これからも進化を続けて、より美味いラーメンを作って下しゃ〜!
所在地 /福山市川口町四丁目20−15
電 話 /084-957-1214
営業時間/11:00〜22:00
定休日 /毎週水曜日
駐車場 /有り
座敷席 /無し
移転開店/2002年7月23日
創 業 /1999年10月14日
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※メニュー・価格・営業時間・定休日などのデータは調査時のものです。
変更されていることがありますので、ご注意下さい。
変更をお気づきの方は、メールで詳細をお知らせ下さい。
1999/10/20 1999/11/08 2000/01/13 2000/06/28 2000/07/12
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